より重要な技術は、建築技術か解体技術か。

こんにちは!こうたです!

ずいぶんと温かくなってきて、春を感じるようになりました!気温が上がると気分も上がります!

ただ、小学生の頃から花粉症に悩んできている私にとっては嫌な季節でもあって、うきうきする反面それがまた悩ましい笑

実は、nTechを学び始めてから、花粉症の症状もだいぶ落ち着いてきているのもあったりして、認識と体調は繋がっているものだなと、個人的に実感しているところもあります!

さて、今日は「より重要な技術は、建築技術か解体技術か。」というお話をしたいと思います。

いきなりどういうこと?って思う方もいるかもしれないですが、非常に重要なお話しです!

実際の建築や設計に携わっている人たちに対して何か言いたいわけではなく例えとしての表現ですのでそこはお間違えないようにお願いします。

もしあなたが、歴史上最高の建築技術か、歴史上最高の解体技術を身につけることができるとしたらどちらを選択しますか?

・・・

言い換えるならば、何でも瞬時に記憶できる力と、知ったことを自由に忘れることができる力なら、どちらを選択するのか。

つくれることがより重要なのか、なくせることがより重要なのか。という質問です。いかがでしょうか?

パッと選びたくなるのは、つくれることじゃないでしょうか?

ではここから一緒に想像を膨らませてみましょう。

あなたは歴史上最高の建築技術を持っています。あなたの特定の地域に自由に建物を建てられる権利があるとして、もちろんあなたは建物を建てていきます。するとどうなりますか?解体することは苦手なので、一つひとつ建てていくごとに建てれる場所がなくなっていきます。次、また次、いよいよもう土地が無くなってきます。これが最後の一つ。絶対に失敗は許されない。今までで最高のものをつくりたい。自分の力を最大限に活かしたい。そんな緊張感、あるいは建てたものに対して執着が生まれます。そのつくりあげてきた一つひとつに対しても、他人からの評価も気になります。そして、いよいよ建物を建てられる場所がなくなってしまいました。その後、あなたは自分が建てた建物に固執してずっとそこにとどまり続けることになります。

今度は、歴史最高の解体技術を持っているとします。同じようにある特定の地域に自由に建物を建てられる権利を得ます。あなたは建てていくことは苦手なのですが、解体することは得意なので、出来栄えなどは気にせずにとりあえず建物を建てていきます。うまくいかないことがほとんどですが、解体することは得意なので完成されたものに対してなんの未練も執着もありません。また解体してつくり直せばいいのです。そのように、建物を建てていくことに躊躇や緊張感、できたものに対しても執着もなく、いつでも自由に新しい建物を建てることが継続的に可能になります。土地がなくなることもありません。安心して楽しくチャレンジができるので、建てることがうまくいかなかったことも次第にうまくいくようになります。

さて、ここまでを通していかがでしょうか。これをあなた自身の人生に例えてみてください。

建築技術が重要だと言ってしまったのなら、私は今までこんなことをやってきた、こんなことを知っている、今までの人生で積み上げてきたあなたの哲学みたいなものが誰にでも必ずあります。楽しいも苦しいも、色んな経験をしてきています。その全てがいまのあなたを構成する要素だとしたら、あなたがいまつくりあげている考え一つ、感情一つ、関係性一つ、お金一つ。それら全てに執着して固執してしまいます。年齢を重ねれば重ねるほど、頑固で聞き分けのない人になっていくと思いませんか。

解体技術が重要だとすると、自分の考え感情に固執しないので、いつでも新しい観点を外から受け入れることができる人間力・人間関係力をもっています。そのような柔軟性をもっているし、わくわく新しいことにチャレンジできるので夢を持つことができるし、その夢に人が集まってくるだろうし、完成した何かに執着もないのでそれはそれで楽しみ満足し、手放し新たな夢を楽しくつくりあげていくことができる。

ということで、結論です。

より重要なのは解体技術ということです。これをnTechではオールゼロ化と呼んでいます。

宇宙を創造できる力と、宇宙を消すことができる力

宇宙を消すことができるならば、何度でも宇宙を作りなおせるということと同じ意味です。あなたが認識しているあなた自身、またはあなたが認識しているあなたの世界、今この瞬間に作り直せるとするならばどうでしょうか。

いつでも自由に作り直すことができる。つくったものに執着もなく自由に手放せる。もちろん、持っていたければ持っていればいいということです。あなたの意志で決められるということです。

宇宙があって、銀河があって、太陽系があって、地球があって、今の時代があって、あなたのいる地域があって、両親がいて、あなたが生まれる。全てはあなたが生まれるときには出来上がっていて、どのように生きていくべきなのか、誰かが決めたルールの中で生きなければいけない状態です。受動的な人生が楽しくないのは当たり前のことです。だって、今までつくってきたものを消すことができないのだから。

もちろん現実的に壊すとか消すとかいったら過激なイメージになってしまいます。現実は認識のあとに自然とつくられてくるものです。今ここ、この瞬間にあなたの認識がオールゼロ化(時間も、空間も、存在も、エネルギーも全てがない)することができたならば、あなた自身も、あなたが見ている全ての存在、世界も、今ここ生まれたて赤ちゃんのようなものなのです。

それを脳の認識のクセによって残像現象としてあり続けると認識してしまうだけなのです。

実はオールゼロ化ができたら建築技術も自然とみえてくるものなんですけどね。宇宙がなぜどのようにどんな素材で生まれてきたのかの仕組みがみえてしまいます。それはまたの機会でお話できたらと思います。

いかがでしたでしょうか。より重要なのはゼロ化できる技術。あなたの人生に役に立ったら光栄です!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

またねー!

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